2020-03-11 第201回国会 衆議院 文部科学委員会 第3号
加えて、今お話がありましたように、実習校に海外の日本人学校、補習校が対応できるようになりましたので、学生時代に一定期間まずは海外で教師としての歩みをしていただく、こんなことも極めて有効だと思っています。 これは、表向きそういうことがあるかないかというと、誤解を招くといけないんですけれども、教員の場合は、なかなか採用待ちで、ウエーティングの人たちもいます。
加えて、今お話がありましたように、実習校に海外の日本人学校、補習校が対応できるようになりましたので、学生時代に一定期間まずは海外で教師としての歩みをしていただく、こんなことも極めて有効だと思っています。 これは、表向きそういうことがあるかないかというと、誤解を招くといけないんですけれども、教員の場合は、なかなか採用待ちで、ウエーティングの人たちもいます。
特に、教育実習中という立場的に弱い学生に対して、実習校の教職員がそのような行為を行うことは決して許されないと認識しております。
多くの実習生が実習校に負担を掛けるという教育実習公害は六〇年代から繰り返し叫ばれておりますが、これは開放制原則の後の高等教育の拡大と、その中での教員ライセンスの商品化が大規模に進行するというその度合いを読み誤ったことの結果であります。 これから教育実習に出る学生が多いですが、彼らの多くは実習校で、どうせ君たちは教員になるつもりないんだろうという冷たい視線を浴びます。
ただでさえ教科指導以外の事務処理に追われる現場の先生方、そのことから、子供たちと向き合う時間がないという叫びすら届いている現状からすると、校務というもの、学校のありとあらゆる仕事を四週間という短い期間を使ってできる限り見て、聞いて、そして自分の体で体験していかなければならない、そんな貴重な時間だというふうに思うわけでありますけれども、残念ながら、実習校の判断で、教科指導以外の校務にかかわれるケースとかかわれない
そして、先ほど申し上げましたような実験研究校、教育実習校としての性格という部分で、その役割を恒常的に果たしていくために一定の学力が求められるという現実もございます。
○田島(一)委員 現在の教育実習というのは、実習校次第、実習校任せとなっているところがやはり大きいんですね。例えば、一般校に教育実習に出向く学生たちにしてみれば、ほとんどが自分の出身校に行っています。附属の学校に行かれるケースももちろんありますが、一般校へ行くと、いわゆる学校現場としてみれば日常業務に大きな負担となる。この現実も、やはり先生方から何度も聞かせていただきました。
そういう附属学校の地域社会への貢献というのは、過去百三十年近く大なるものがあり、かつ未来もかなり大きいものであることが予測されるわけでありまして、もはや単なる実習校であることを超えたそういう存在として、既に実態として地域の中にある附属学校の意義というのをきちんと評価していかないと、今の教育学部統合、廃止の問題というのはうまく解決できないと思うんですが、この点はいかがでしょうか。
確かに、国の側あるいは大学の側から見ますと、附属学校というのはその教育学部の実習校であって、あくまで大学における教育研究のための附属学校ということでありましょうけれども、附属学校に入学し、またそこで学び、卒業していく生徒やあるいはその親、そしてそれを抱える地域からしますと、国から見たのとはまた違う、かけがえのなさといいますか、重要性が附属学校にはあると思います。
一つは、教育実習をするときの実習校として協力するということが一つ。それからもう一つは、教育に関する研究の協力をするというようなことであるわけです。 私は、これから国立学校が存在し続けるためには、大学の教育そのものに附属学校が相当に協力するというようなことにならないと、その存在意義はないんじゃないか。
まず一つは、実習校の受け入れが難しいのではないかという御懸念でございますけれども、これにつきましては、私どもの総会におきます審議の中で、中学校長会の関係の方から全面的に協力をするというふうな御指摘をいただいておりますので、恐らく十分対応していただけるであろうというふうに信じております。
○富田委員 参議院の参考人質疑の際、奥田参考人の方からこの点に関して、観察実習と本実習を分けるようにすると、まだ教職につこうというような意思がはっきりしていない学生を実習校が受け入れなければならない、そんなのはもう迷惑な話だという点が一つと、学生の方にしても、先ほども御答弁がありましたように、六月に集中しているということになると、前期の試験期間中、一カ月も大学を留守にするということで、前期の試験を全部放棄
第一は、教育実習は実習校側の要望でほとんどが六月に集中するように経験的になってきております。実習生を中学三年生に当てるということはほとんどどこの中学校でもいたしませんが、秋は大変行事も多いし、三年生が受験を控えていて大変な時期だから前期に、入学式の後すぐにというわけにいかないから、とにかく中間テストをやるまでは実習生は引き受けない。
それから、大学と教育実習校との連絡の問題でございますけれども、これは大学に教育実習連絡指導教員を配置するようにお願いしているわけでございまして、この方が実習校側との連絡や実習生の指導に当たっているということでございまして、必要に応じては実際に学校まで出かけていって指導するという建前をとってやっておるわけでございますけれども、必ずしも十分に行われていないということも聞くわけでございますので、今後とも十分大学側
○政府委員(加戸守行君) 現在、教育実習といたしましては今申し上げた二週間ないし四週間、もちろんその中に若干事前事後の指導等もございますが、多くは実習校へ出かけましてそこでいわゆる教員の授業を参観する、あるいは学校のオリエンテーションを受ける、それから指導案の作成の指導を受ける等ございまして、その中で実習生本人が授業を行うということもございますが、これは学校によって精粗さまざまでございまして、いわゆる
私どもとしては、具体的には実習校を調整いたしたり、あるいは円滑に実施するために、たとえば教育実習につきましての地域連絡協議会を持ってもらって、その円滑な実施を図るということでございますとか、あるいは教育免許状を取得する人たちに対しまして、実際に教員となる人たちが受けられるというような形で、事前指導等も積極的に行うということでいろいろと対応をしておるわけでございます。
このために、教育委員会を含めまして、一定地域内の大学、実習校、教育委員会等の関係機関が相互に密接な連携を図るための連絡協議の組織を設ける、そういったこともこれから進めてまいらなければならないことでございます。 さらに、実習生の水準の向上と指導の充実強化という点から考えましても、できる限り教育実習を受ける者の数を精選をしてもらう。
時間を長くするとか、内容をもっと充実させるとか、また受け入れる実習校の確保がむずかしいというような問題がございますが、これらの問題を解決するのにはどうしたらいいか。先生の大学でも大変その点には力を入れていらっしゃるようなお話も先ほど承りましたので、非常に参考になることを教えていただきたいと思います。 それから、太田先生に、付属校のあり方についてお話を承りたいと思っております。
そのためにいわゆる実習校の確保というのが非常にむずかしくなってまいりまして、特に一般の大学学部においては、ともすれば学生の出身校において実習をすることを求めるというような、そういういわば形式的な実習ということがかなりふえてきているという状況にございます。
それから、大学、実習校、あるいは教育委員会等の関係機関の密接な連携を図っていただくために、それぞれの地域において地域連絡協議会のようなものを考えて、そこで大学と受け入れ側との協力関係をもっと緊密にし、円滑にしていただくことができないか。それから、大学側としては教育実習に送り出す学生をもっと精選できないか。
その結果によりましても、小学校はともかくといたしまして、中・高の場合には、先ほど申しましたような、特に毎年あるいはその年に大学側といわば提携をして、協力をして、教育実習を計画的に受け入れようとするような、そういう実習校に学生を出しているというところは非常に少ない。やはり御指摘のように、自分の母校へ行って実習を受けるというような者のパーセントが非常に多いということは具体的に承知をしております。
特に現在、実習校の確保とかいろいろ困難な問題を抱えている中で、時間を長くかけるということだけか問題なのではなくて、集中実習以外にも、たとえば教科教育、教育科学をこの教育実践とできるだけ結びつけたものにしていくとか、そういうことについて多数の教育大学学部が探求し、かつ悩んでいるというのが現状であるというふうに私は考えております。 以上です。
○国務大臣(海部俊樹君) 最初に申し上げましたように、いろんな角度の努力を積み重ねて、少しでも改善をし、一歩、二歩前進をさせていきたいと、こう考えておりますので、やっぱり国立大学の付属学校というものが受験校のようにならないように、本来の研究目的を持って教育の実習校としての成果を上げていくように、私はいろんな角度からやはり注目をしながら改善の努力をしていきたいと、こう考えます。
できるものがあったら是正していこうじゃないかという気持ちで私も取り組んでおるわけでございまして、たとえば八年前のいろいろな建議について、その努力の足跡が見られないではないかという御指摘もございましたが、しかし、努力をしておるところもあれば、たとえば高校の問題なんか、目に余るところはたくさんじゃないわけでありますので、そういったような問題についてもこれは十分に指導をして、世の批判を受けることのないように、また研究校、実習校
特に一般大学における中学校、高等学校の教員免許状取得者の場合などは、実際に教職につく人と免許状を受ける人との差もまたずいぶんございまして、教育実習校の確保が現実の問題として困難になってきつつあるということ等がございますけれども、やっぱり円滑な、効果的な実習が期待されますように、いろいろ問題点は研究検討をしていかなければならないと、こう考えております。
大阪には同和教育推進校と呼ばれる学校があり、同和地区を含むそういう学校がございますけれども、大阪教育大においては特にいまなかなかこの実習校を見出すのがむずかしいという学生の状況の中で、一つのサークル、同実組と言われるサークルが学校の公認団体としてこのサークルに加盟することを条件として、そうしてこの同和校実習が保障されているという実態があり、これに対してさらに行われておる財政措置についても一般の学生との
また、学生を附属学校の特定の学級に所属させ、学級の運営に参加させるなど、学生が常時実習校と関連を持てるような方法も検討する必要がある。」